29杯目 マウンティングとアイドルの謎

考察楽しい
朝井麻由美 2023.11.18
サポートメンバー限定

カランコロン‥‥スナック「朝井」へようこそ。29杯目のお読み物をお届けします。

先月、会員様とのオフ会をやってきて、それをTwitterに投稿したら、新たに登録してくださった方がいるみたいで。ありがとうございます!

またやろうと思っているので、ぜひ下記からサポートメンバーのほうに登録しておいて、次回、参加してくださいねー。(※無料会員だと参加できないです!ごめんなさい!)

【本日のおしながき】

・お知らせなど

・検討中の新企画

・集客に苦手意識があった話

・「マウント取られる」について考える

・アイドルに対する往年の謎に「推しの子」が全部答えてくれた

・シメのラーメン

◆お知らせなど

今週末、「二軒目どうする?」の出演回です。創作おつまみがとにかくおいしいのだけど、特に注目は出汁! 煮込みにこんな出汁が使われているの⁉ という驚きのあるお店なのです。

朝井麻由美@ドラマ『ソロ活女子のススメ』原案
@moyomoyomoyo
11/18(土)25:10~「二軒目どうする?」(テレビ東京)出演です。
TOKIO松岡さん、博多大吉さん、瀧本美織さんに一人ロケVTRで旗の台のお店をご紹介!
今回は創意工夫のこらされた絶品おつまみを🍶どれも驚きとおいしさが詰まってます🤤
※いつもより放送が遅い時間っぽいので注意⚠️
#二軒目どうする
2023/11/16 12:30
11Retweet 72Likes

全然関係ないけど、the Letterの編集画面、「ツイート埋め込み」をするときに鳥のマークが今でも出てきて、素晴らしいなと思っています。あと、いまだに「X埋め込み」じゃなくて「ツイート埋め込み」なのもいい。

◆検討中の新企画

読者の方からご提案をいただいて、検討している新企画がありまして。

その名も「スナック朝井 1on1」。マンツーマンで話す場がほしいとご要望がありました。

確かに、オフ会にしても、オンライン飲み会にしても、大人数になっちゃうので、そういう場で一人一人とじっくり話すのは難しいんですよね~。

パスマーケットなどのオンラインチケットサービスでチケット販売をして、30分単位で買える形式にしようかな~、とぼんやり考えています。チケットを買うと、その時間を朝井とマンツーマンでオンライントークをできる、みたいな。販売は30分単位なので、1時間喋りたければ2枠購入、2時間喋りたければ4枠購入って感じで、喋りたい時間の分を買っていただければと。チケット購入者にGooglemeetなどのオンラインURLを送る感じで。

値段設定が難しくてムムムとなっているのここ数日。アルバイト程度の時給になってもアレだし、でも高すぎても使いづらいだろうし……と考え中。

使い方としては、ただその日にあったことを話すもよし、晩酌の相手にだらだら通話を繋げるもよし、悩み相談をするもよし、愚痴を言うもよし、色々質問するもよし、好きな使い方をしてください!

ソロ気質な私だけど、1対1で話すのはかなり得意なので(人数が増えるほど苦手)、ご満足いただける時間を提供できるかと思います!

オフ会など大きな企画を頻繁にやるのは難しいけど、こういう軽めのものなら日常的にやりやすいはず。

近日中にチケット販売サイトを作ってこちらのtheLetterで告知したいと思いますので、しばしお待ちください。

◆集客に苦手意識があった話

もともと、書いたものを読んで面白がってもらえるのが嬉しくて、文字で人を笑わせたくて始めたこの仕事。いざやってみると、ただ愚直に書いているだけではダメで、何かにつけて集客を求められることが多かった。SNSのある時代に働き始めた宿命で、小規模なイベント出演を依頼されては、「ハイ、あなたが集客してね」と集客を丸投げされることも数知れず。お客さんの入る数が多くて100人、少なくて20人ほどのイベントスペースは結構あって、素人に毛の生えたような人がよくわからないトークイベントをすることはよくあるのです。私がこの仕事を始めた当時、いわゆる「ネットライター」が少し注目を浴びた時期でもあり、そういう人たちがグダグダ語るトークイベントが乱立していました。東京カルチャーカルチャーに、阿佐ヶ谷ロフトに、ロフトプラスワン、本屋B&Bのイベントスペースなど、いろんなところで喋ってきましたが、たいていが、SNSのフォロワーがちょっと多い人の影響力にあやかって、ハコを埋めてくれ、という集客丸投げスタイルがほとんど。でも、その人そのものに客がついているタレントやユーチューバー(当時だとニコ生主)はともかく、ライターなんてほとんどが「書いてる記事」に客がついているわけで、喋りをわざわざ聞きに来る人なんていないんですよね。フォロワーの多さ=集客力の高さではないのです。

過去に数多く出たトークイベントのうち、たいていは頭一つ抜けて有名な客寄せパンダ的な出演者がいて、集客はその人頼みで、私目当てで来たお客さんなんて一人もいなかったんじゃないか……と今でも思っています。

集客のために慣れない媚び売りみたいなことをしたこともあるけど、どうにもそのやり方は自分に合っているとは思えず、ファンサービスみたいなことをほとんどしないでここまで来たのでした。そんなこんなで、集客をしなければならない系の催しが苦手で苦手で。オフ会を企画してもみんな来てくれるのだろうか……とめちゃめちゃ不安でした! よっこらせと重い腰を上げて開催したところ、皆さんすごく楽しみにしてくださっていて、本当に嬉しかったです。

「二軒目どうする?」から入ってソロ活もチェックするようになって下さった人も、その逆の人も、あるいはゲーム関連のテレビや、ずいぶん前に出た深夜ラジオからチェックし始めて下さった方、Twitterに載せたウニの投稿がきっかけだった人もいました。ウニて(笑)。なんでも投稿してみるものだな。皆さん本当にありがとうございます。

このthe Letterを始めたときに一番やりたかったことは「私を通じて皆さんが交流する場を作る」だったので、それが達成できたのも嬉しいです。またやりたいと思っていますので、参加できなかった方々もぜひご参加を!!

◆「マウント取られる」について考える

よく、「マウント取られた」みたいな話を聞くんですが、私はその「マウント」が響かないタイプだな、と思うことがよくあります。「これ、この人からマウント取られてるよね」とか「あの人からこんなマウント取られてムカついた」とか聞いたときに、まるでピンとこないことが多くて。「へ? それってマウントだったの⁉」と驚くことしばしば。

こんなこと言うと、「マウントに対してなんとも思わないくらい自分は満たされてるっていうマウントですか?」とか思われるのかな?(笑) いや、純粋にマウントなるものがよくわからないなって、ここ数年考え続けているんですよ。シンプルな疑問がずっと頭にある。同じことを言われても、それをマウントと感じるか感じないかはたぶん人によって違うはず。

確かに、満たされている人のほうが「マウント」と感じない傾向はあると思います。だからといって、私が満たされているかというと、別にそうでもないような。いわゆる「手帳持ち」(精神障害者手帳3級持ちです)だしなぁ……。しがないフリーランスで、社会から何の保証もされていなければ、あらゆる政治政策に守られないジャンルの人間であり、この世界から存在をなきものにされている枠に位置しますし。

じゃあ、なぜ私がマウントを感じ取れないのか、そこから導き出す「マウント対策」について考えてみました。マウント取られてイライラする人が、そうならないためにはどうすればいいのか、のヒントになるかもしれません(ならないかもしれません)。

まず第一に、

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