38杯目 生きづらいなら生きる工夫をしなければならない
カランコロン‥‥スナック「朝井」へようこそ。38杯目のお読み物をお届けします。
8/31って、地域によっては「夏休み最後の日」じゃないんですって。8月の下旬から新学期が始まるらしい。全然知らなかった…。これを言ってたのは長野出身の人で、涼しい地域だから夏休みも短いのかな、と思ったのですが、調べてみたら中部地方、北海道の他に九州も短いみたいで、その土地の気温はあんまり関係なさそう(九州は比較的暑いだろうし)。
「8/31といえば宿題」みたいな“あるある”って、全国共通じゃなかったんだ……。
【本日のおしながき】
・お知らせなど
・本日のおつまみ
・どら焼きを作るゲームをしてる
・自分の服が決まるまで
・「かわいげがない」と言われてきた話
・「コミュ力が高い」とは何か?
・シメのラーメン
◆お知らせなど
10/26(土)の17時~のオフ会、エントリーは済みましたか?
まだの方はこちらから、奮ってご参加ください!
◆本日のおつまみ
またしてもセブンイレブンでおいしいおつまみを見つけてしまいました。「カルビジャーキー」。少し前になにげなく買ってなにげなく開けて、写真も撮らずに気づいたらぺろりと食べ尽くしていました。なんでなくなったかもわからないくらい、一瞬にして消え去ったカルビジャーキー。もはや一瞬すぎて覚えていないくらいなのですが、スマホのメモ帳には確かに「カルビジャーキーが信じられないくらいうまかった」とメモが残されていたので、うまかったのでしょう。カルビのうまみがギュッとしていた記憶はあります。凝縮、とはこのことを言うのだ、というくらい、小さいその塊の中にこの世のすべての旨味が詰まっていた。そのとき以来、セブンイレブンに入るたびに探しているのですが、まだ再会できていません。また食べたいよカルビジャーキーくん。
◆どら焼きを作るゲームをしてる
カイロソフトのゲームが大好きで、最近新しく「ドラえもん」とコラボした「ドラえもんのどら焼き屋さん物語」が出たのでやっています。ドット絵のかわいい世界観で、自分の理想のお店を建築していくんです。イメージとしては、ドット絵版のどうぶつの森みたいな。どら焼き屋さんはSwitchしか出てないけど、そのうちスマホやSteamでも出るはず。カイロソフトのゲーム、配信しながらだらだら雑談とかしてみたいなぁ……。
◆自分の服が決まるまで
今でこそ、テレビとかに出ているときに着て行った服を褒めてもらうなどして、好きな服を着るのを楽しんでいるけれど、自分はこういう系統の服が好きだ、というの決まるまでは、服を買うのも着るのも全然楽しくなかった。私は身長が低くて顔も童顔寄りなせいで、似合う服に辿り着くまでに時間がかかったのなんの。これを着ておけば間違いない、みたいな無難な服が、とんと似合わないのだ。無難is何。無難なはずの服は、私が着ると、無難にならない。難が無いどころか、難だらけだ。それに着てても楽しくない。加えて言うと、身長148センチという規格外の小ささに合うサイズもないため、何を着ても「お姉さんの服を背伸びして着てみたガキンチョ」にしかならないのである。
今から身長を伸ばすこともできないし、体型に合うサイズの服がこの世にないならば、サイズが合わなくてもいい感じに着られる服を探すしかない。
最初はツモリチサトという服のブランドがかわいいなと思って、少し高いけど一枚買ってみたところから始まった気がする。ツモリチサトをなんで知ったのかは全然覚えていなくて、雑誌で見たのか、服を買いに行ったときにたまたま店を見かけたのか、どっちだったんだろう。値段的にも大学生にとっては一枚買うのが精いっぱいで、一枚だけ買って大切に着て、実家に住んでいたけど自分で洗濯をするようになったのもこのころ。お気に入りの一枚が痛まないように、自分で洗って自分で工夫して干した。女の子のイラストと海と海の生き物が描かれた夏用のトップスはそれはそれはかわいくて、着るとウキウキした。
ポップでちょっぴりへんてこなデザインが好きで、そういうものを身に着けると心が躍るのだとわかるのはもっとずっと先のことで、そのときはひたすら「お金が貯まったらツモリチサトを買う」のが目標だった。新宿のマルイに入っているツモリチサトに通っていて、同じフロアにはフラボアやネネットなどが入っていたので、そのへんのブランドもたまにのぞくようになっていった。
これらの、ポップな個性派ブランド服のいいところは、サイズがでかくても「そういう服ですから」という顔をして着てもなんとかなるところだ。そもそもが服の色やデザイン自体がちょっぴりへんてこで、着たときに多少だぼっとしていたり丈が長くても、へんてこなデザインの中にへんてこな着丈が紛れるような感じになる。そもそもがへんてこならば、そこにさらにへんてこなことが加わろうと、人は気にならなくなるのだろう。言われてみれば確かにそうで、襟や肩がビシッとしたフォーマルな服はへんてこではないため、着丈がへんてこだと、その着丈のへんてこぶりだけが目立ってしまう。木を隠すには森の中とはよく言ったものだ。へんてこなデザインが好きで、身長もへんてこ、ついでに性格も多分へんてこ。だったらもう、身の回りのすべてをへんてこにして生きて行こう。生きづらいなら、生きやすくするために、自分の心地いい環境を作る工夫をしてきた。今思えば、服のこともその一つだったのかもしれない。
こうして私は、へんてこな服を着る楽しさを覚えて、今に至る。最近は、インスタ広告などが賢くて、私が好きそうなへんてこな服の広告を出してくるものだから、よく知らないインターネットのセレクトショップで服を買うなどもしている。
巷では、年相応のファッションがどうのこうの言われるのを目にすることもあるが、知ったこっちゃない。年相応というのは、規格の中におさまって生きている人の理屈だ。規格外のへんてこ街道を進んでいる私は、一生へんてこな服を着続けようと思っている。
◆「かわいげがない」と言われてきた話
「虎に翼」を観ていて、最近の回で、ウワァ…となったセリフがあった。
観ていない人に軽く説明すると、