27杯目 共感という「劇薬」

最近、自分史上で最強のクッキーを食べました。
朝井麻由美 2023.09.25
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カランコロン‥‥スナック「朝井」へようこそ。27杯目のお読み物をお届けします。

血液検査で肝臓が引っかかったので、これはまずいぞと思ってパーソナルジム的なところで食事の相談をしてみたのですが、トレーナーさんがどえらい健康オタクで、自身の趣味で300万円以上かけて実験した結果辿り着いたオススメのサプリメントなんかを色々教えてくれて非常に興味深いです。そんな近況。

【本日のおしながき】

・お知らせなど

・本日のおつまみ

・The・日記

・「同じ」気持ちを求められるとしんどい話

・サプライズが苦手な理由がわかった話

・シメのラーメン

◆お知らせなど

オフ会、10/29(日)の17時~に決定しましたー! 前回、Googleフォームに回答してくださった方で、10/29に参加の方々に、詳細のメールを送信しております。Googleフォームに入力したメールアドレスをチェックしてみてくださいね。届いてなかったら、迷惑メールフォルダのご確認を! それでも届いてなかった場合、コメント欄かスレッドかいずれかに書き込んでいただけますと幸いです。

また! 「やっぱり10/29、予定が空いて参加できるようになった!」という方も、コメント欄に書き込んでください! 多少なら人数を増やすことはできます!

◆本日のおつまみ

おつまみというか、お菓子なのですが、最近私の中でクッキー観が変わる出来事がありましたのでお知らせしたい次第です。クッキー、私はほとんど自分で買うことはなく、嫌いではないけど積極的に食べるわけでもない、くらいの温度感でして。いただきものでもらうことが多いものの、「クッキーだなぁ」というぼんやりした感想しか抱いたことはありませんでした。それがですね、最近いただいた「リリエンベルグ」のクッキーのあまりのおいしさにのけぞったのです。サクサク感と甘さのバランスがたまらない。一口、また一口、とポテチを食べるかのように手が進んでしまうおいしさでした。なんだこのクッキーは。すごいぞ。これまで食べた中でマイベストクッキーでした。お菓子に詳しい方々の間では有名なお店みたいです。なお、つまみと言えばしょっぱいが王道ではあるものの、甘いもので飲む、というのもまた一つアリでして、クッキーならウイスキーなんかよさそう。ワインもいけるかな? 日本酒はさすがに合わないです(笑)。

◆The・日記

今、もっぱら楽しみなのが、11月半ばに発売するスーパーマリオRPGのリメイクと、桃鉄ワールドです。どちらもSwitchで出るとのことで、予約済み。マリオRPGは発売当時は難しくて小学生の私にはクリアできず、最近になってミニスーファミでやり直してクリアしたんですよね。とにかくもう、昔からアクションゲームが下手で下手で。私くらいの世代の一人っ子ってアクションや対戦ゲームが苦手に育ちやすい気がしているのだけど、どうなんでしょう。身近に戦う相手がいないから、ドラクエみたいなまったりできるゲームばかりしていたのです。ぷよぷよもテトリスも格ゲーもしない。したとしても、コンピューターと戦うのみ。もちろん新しい桃鉄も、弱いコンピューターをボコボコにするのを楽しみにしていますよ! 人と対戦したら喧嘩になるからね!(笑) ポケモンも私にとっては対戦するゲームではなく、図鑑を埋めるゲームだったなぁ。今はネットを繋いで対戦できるから、今の世代の子たちは一人っ子かどうかはあまり関係がなさそうですけどね。あと、私より上の世代は、ゲーセン世代なので、ゲームは街に繰り出して対戦するものだったと考えると、自分一人だけの世界に引きこもってゲームをしていた一人っ子は、ピンポイントで私の世代くらいなのではなかろうか。

でも、生来の性格的に、争いごとが苦手なので、「ゲーム=対戦」の世界観で育ったら、ゲーム好きにならなかったと思う、たぶん。「ゲーム=一人の世界に入り込める」だったからこそ、ゲームをする時間が至福だったから。読書や漫画の時間とかなり近い感覚で、RPGも街の人の喋るセリフを、小説を読むかのようにすべて読み尽くして、物語を堪能する、これが私にとってのゲームなのです。

スポーツがあまり好きではないのも、突き詰めると人と戦いたくないからなんですよね。ゲームの中のコンピューター相手に戦うのは大丈夫なんだけど、生身の人間を相手にするのはどうにもしんどい。争いごとの最中に、人から発せられる「勢い」のようなものに気圧されるのです。だからといって、ほいほい道を譲るほどお人よしでもなければ、異様なまでの負けず嫌いでもある。戦いたくないけど、戦いの場に出されたら全身全霊で勝つための努力をしてしまう。そして疲れる。ハードルが高いほど燃える、と感じる人って一定数いるけど、気持ち全然わからないです(笑)。楽に勝てるor不戦勝が一番いいって!

◆「同じ」気持ちを求められるとしんどい話

本屋をうろうろして、ピンと来た本をパッと買うのが好きで、たいてい面白く読めるのだけど、最近買った一冊が珍しく序盤で「無理だなぁ」と思って、読むのをやめました。そういうのも含めて「本を読む」ということだし、時期が変わればまた読めるかもしれないので、違うなという感覚を抱いたら、読むのをあっさりやめるようにしています。

ちなみにこれ、読書習慣をつける上でもオススメの考え方なので、読書が苦手な人はぜひ試してみてほしい。いいと思ったら読む、読み進めるのツラいと思ったらサッと読むのをやめる。そんなもんでいいのです。

話を戻しまして。その本を読むのをやめた理由が、主人公の女の子が、友達の男の子をプラネタリウムに連れていき、感想を聞いて、プラネタリウムを「よかった」と言ったことを評価したから。主人公の女の子が、「私の好きなものを好きになってくれる人としか仲良くなれないの」というセリフを言った瞬間、パタッと本を閉じてしまいました。

ああ、ここは私の「地雷」なんだな、と妙に冷静に納得しつつ。こういうの、

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