19杯目　物語に浸る良さと、人生の選択の話

カランコロン‥‥スナック「朝井」へようこそ。19杯目のお読み物をお届けします。

また水曜日定期配信の予定が間に合わなかった～！　一度ズレるとリズムを取り戻すのが難しい！

・おしらせなど

・本日のおつまみ

・ただの日記

・子どもを産む、産まない、の選択の話

・シメのラーメン

人狼ゲームの番組に出ております。昨日一回出て、２週間後と３週間後にもまた出る予定（全三回）。私のフォロワーさんや読者さん、ソロ活情報やグルメ情報や飲み情報を求めている方が多いので、人狼ゲーム番組の告知だけいつもしづらいんですよね。なんというか、あんまり需要なさそうだなと思いながら……笑。でも、この番組のスタッフさんたちのことが好きだし、オファーが来たら出ちゃう。昨日の放送では、活躍してMVPももらったので、ルールわかる人や興味ある人はアーカイブを見てみてください！

セブンイレブンの生ハムがウマいってお話、前にもしましたっけ？　セブンイレブンが好きすぎて、しょっちゅう話しているから、どれを話してどれを話していないのか忘れてしまいました。生ハムね、おいしいんですよ。熟成された生ハムも売っていて、それが最高にいい。でも、最高にむくみそうな味。商品名が思い出せないのですが、24ヶ月熟成みたいなのが売っているのです。ただ、他の店舗で見たことがないので、もしかしたら私がよく行くセブンイレブンの仕入れ担当の人がものすごく酒飲みの可能性が高い説が……。（私がこのオススメおつまみコーナーで話すセブンイレブンの名つまみ、全部同じ店舗で買ってます）

生ハムってわりと明確に、金額とおいしさが比例すると思っていまして、安いものは結構ちゃんとおいしくない。そういう生ハムを買ったときは、ごま油に浸してつまむのがおすすめです。昔行ったことのあるバーで出てきたツマミで、自分でも真似し続けています。チープにワルイモノを食べている感じでたまらん！

観たい観たいと思っていた映画だったマリオとコナン。先日ちょうど出かけたタイミングで、通りがかった映画館で、10分後に上映という奇跡がありました。しかも同じ部屋（？）で連続で上映されるスケジュール。明らかに客層が似てるからこの時間で組まれているのだな！？　じゃあ連続で観ちゃおう、と突発でソロ映画、堪能してきました。

映画ね、本当はもっと観たいのだけど、予約して行くのが億劫で、もだもだしているうちに上映期間が終わっていることがよくあります。事前にこの日と決めて、時間を合わせて行くこと全般が、めんどくさくてですね……。だから今回は本当にラッキーでした。その場で観ると決めてふらっと入って待ち時間なしで観られるなんて、完全に理想的な形！　その日、そのとき、観たい気持ちと観られるタイミングがドンピシャで合致する、これこそが求めていた形です！　最高。

まずはマリオから。かなり面白いと聞いていた通りの、安定した面白さ。マリオのようなゲーム作品に、物語をつけて映像化するって、めちゃくちゃ難しいことだと思うんですよね。そこをきちんと、チープに見えないストーリーと映像を作り込んできたなぁ、と。物語自体はわりと王道で、よくも悪くも大味かもしれない。マリカーにドンキーコング、マリオワールドなどなど、各種マリオのゲームの要素が次々と出てきたのは、ゲーマーとしてワクワクしました。近くに座っていたキッズたちは、映画が終わった後に「途中よくわかんなくて寝ちゃった」とか言っていましたが、そりゃあそうだろうなぁ。小ネタ系は、ファミコン、スーファミ世代をぶっ刺しにきてますからね……。ＢＧＭもちゃんと該当するゲームのＢＧＭが流れるのもよかったです。もうひとつ特筆すべきはある登場人物の描き方。これから観る方もいるかもしれないので詳細はここでは書きませんが、作品に出てくるとあるキャラクター描き方は、今ならではな感じがありました。この映画が平成に作られていたら、たぶん脚本はもう少し違っていたのではないかな。

そして次。コナンです。

コナン、もちろん好きだし、金曜ロードショーやサブスク的な配信で、だいたいの作品を観ています。毎年必ず映画館へ観に行くようなコナンマニアまではいかないけど、わりと好き程度には好き。だからこそ、コナン映画の様式美もだいたいわかっていて、「なんか大がかりな建物が爆発して、スケボーでカーチェイスみたいなことをして、蘭姉ちゃん（霊長類最強）が空手の腕を披露して、ちょっとしたラブコメシーンがあって、いい感じにまとまるんでしょう」とかそのくらいに思っていたんですよ。

いや、今回も言うなればこれでだいたい合ってはいるんですけどね。

お、面白いじゃないか……コナン。

お、面白すぎるぞ？　コナン。

もしかしたら、いや、もしかしなくても、今まで観たコナン映画で一番面白い……！

ま　じ　で　面白かった……！！！！！！！

コナンの様式美を守りつつも、登場人物たちそれぞれをちょっと好きになっちゃうような仕掛けが施されていて、キャラの魅力を凝縮させる演出があまりにもうますぎる……！　今までコナンの映画を観てここまで各キャラクターに魅力を感じたことはあっただろうか、否。これはおそらくなのですが、立川譲監督がそのあたりが非常にうまいのではないかと推察しております。「ゼロの執行人」も当時かなり話題になっていましたが、そのときの監督も立川譲氏。映画を観てすぐに「黒鉄の魚影」の監督インタビューを読み漁ったところ、今回はプロット作りの初期から参加していたとのこと。そこに、監督がこだわったキャラクター作りや見せ方についてが詳しく書かれていました。なるほど、だからかぁ、と納得。本当にこれ、もう一回観たいくらい好きだった。ボロボロ泣いたし、最後の最後まで驚きがあったし、よかった……本当によかった……。DVDほしい……。

映画が終わった後、後ろの席に座っている人たちが「映画っていいね」なんて口々に言いながら席を立ちました。絞り出てきたような「映画っていいね」の言葉が、シンプルながらもとても実感のこもったものなのがよくわかりました。何しろ、私もまさにそう思っていたところだったから。

皆様もぜひ。

ただ一点、最近のコナンは黒ずくめの組織やそのスパイやらの登場人物が増えすぎていて、映画の最初に入る「俺は高校生探偵の工藤新一」で始まるおなじみの説明部分が、やたら長くなっていたのは笑いました。

ちなみに、コナンかぁ……昔ちょっと読んでいたけど、あまりにも黒ずくめの組織との進展がなくて、長すぎて途中から読むのやめちゃったなぁ、というそこのあなた。「名探偵コナンvs.黒ずくめの男達」という、物語の重要な展開が起こる回だけをまとめた漫画が出ていまして、今からさらっと読み直すならこちらがおすすめです。４巻まで出ていて、これだけ読むとだいたいのコナンの状況がわかります。

最近、SNSを見ていて気になるものがあったので、その話を。

数日前にこちらの匿名投稿が話題になっていました。

この件については私自身、小学生の頃からずっと考えている問題で、看過できないものがありました。何年も苦しんできた問題なので、今でも心に重くのしかかるテーマではあります。熟慮の末に自身のスタンスを決め、それを表明するのに、本当に長い時間がかかった。私のスタンスについては、このあたりの記事で何年も前にまとめていて、自分の中ではある程度の決着がついています。

で、今回この件で気になったのが、